腰痛になってしまう方はとても多いです。
それは、人間が4足歩行から2足歩行に進化した結果、5個しかない腰椎といわれる腰の骨の負担がとても大きくなってしまったからです。
また、デスクワークや学校の授業、車や飛行機の移動など長時間座りっぱなしになってしまうのもさらに腰に負担をかけてしまいます。
座り方や座る姿勢の悪さ、ずっと座っていることによる血流の悪化で筋肉がこり固まってしまう、背骨のズレや骨盤の歪み、身体の使い方の悪さなど原因は数多くあります。
腰痛は名前が付いているだけでも、筋筋膜性腰痛、椎間関節性腰痛、変形性脊椎症、脊椎分離症・すべり症、腰椎椎間板ヘルニア、腰部脊柱管狭窄症、ぎっくり腰など数多くあります。
それらはいろいろな要素が複合的に絡んでいるので、局所だけでなく全身をみて評価することが大切だと考えています。
腰痛は腰椎の周りの筋肉を反応させ鍛えること(身体の深層部にあるいわゆるインナーマッスルを使えていなかったり、筋力が衰えていると腰椎をしっかり支えることができないから)、姿勢や歪みの改善、正しい身体の使い方をすることが大切です。
そのため当院では、スローコアを用いて身体の歪みやズレ、バランス調整をし、背骨、肩甲骨、骨盤の全身を左右対称にして、本来の人間の正しい姿勢に戻します。
そして、症状によって以前のブログで紹介した電気治療器のマトリクスウェーブを使用したり、鍼灸治療、運動療法も行っています。
運動療法では、腰の周りの筋肉を鍛えて腰椎をしっかり支えられるようにするのと身体を正しく使えるように指導します。
以上のような施術をして症状の改善および予防をはかっていきます。
記入者 加納
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