眼精疲労とは視作業(スマホ、パソコン、ゲーム、テレビ、映画など)を続けることにより簡単に眼が疲れ、近い距離の視力低下、物がぼやけてみえる、眼の痛み、頭痛などを訴え、時には悪心(気持ち悪さ)、嘔吐をも起こすような状態のことをいいます。
今の時代スマホやパソコンがないと仕事や生活ができないデジタル社会となり、過度の眼の酷使による眼精疲労を訴える方が非常に増えてきています。また眼精疲労に加え、首のこりや肩こり、スマホを見る姿勢の悪さからスマホ首(ストレートネック)、デスクワークでの座り姿勢の悪さや座りっぱなしに伴う腰痛になってしまう方もとても多いです。
眼精疲労は眼への血流を良くすることが大切です。凝り固まった筋肉をほぐし、全身のバランスを整えることで血液を障害されることなくスムーズに隅々まで巡らせることができます。そのため当院では、スローコアを用いて全身の調整を行っています。また、手技や鍼の施術、姿勢、ストレッチ、運動療法を指導し、症状の改善および予防をはかっています。
気をつけなければいけない症状
①初期にはしばしば眼精疲労を訴えるが、しだいに進行の緩徐な視力障害や視野の狭窄が生じる。(原発開放隅角緑内障)
②眼精疲労、異物感、搔痒感などの自覚症状を根強く訴え、特に夕方になると強く感じることが多い。(慢性結膜炎)
③遠近の視作業の別なく生じ、特に起床時から午前中に苦しく、昼から夕方は楽であると訴えることが多い。(うつ病、ヒステリーなどの神経性)
以上の3つの症状にはカッコ内のことが考えられるので眼科を受診するなどして注意しましょう。
記入者 加納
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